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2012年4月20日(k222)シンクロ通信アーカイブより
まずは、原文のままお読みください。
 
最近のドラマの中でも、痴ほう症役の樹木希林さんは、図抜けた好演で目立ちます。
〈役所広司、樹木希林が出演した映画「わが母の記」(原田真人監督、28日公開)の試写会と会見が 21日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で行われた。 作家井上靖の自伝的小説を映画化で、役所が作家、樹木は痴ほう症が進行する母を演じた。

役づくりに ついて聞かれると、樹木は「私は大ざっぱな役者なのでリサーチはないんです。痴ほう症の役をやりた がる女優がいないので私のところに(オファーが)がきた」と、外国人記者たちを大笑いさせた。 

さらに「日本映画は経済が貧しい。若かったと思ったら、1時間後に老けたりする。役者への配慮は一 切ないんです。どのような状況にも沿うように、老けていきました。サンキュー」。 

樹木のペースに乗せられたのか、役所も「日本映画は低予算で鍛えられている。僕たちの体は弁当でで きている。仕事をしていればしているほど、その人は弁当でできているんです」「(アカデミー賞の)授賞式のために英語でスピーチできるようにしてます」。

同作は昨年のモントリオール世界映画祭で、審査員特別グランプリを受賞した》

(日刊スポーツ 4月18日)

樹木希林さん1943年1月15日生まれ K162  白い風  赤い地球  音6。役所広司さん11956年1月 1日生まれ   K213  赤い空歩く人  赤い月  音5です。二人に関係性はありませんが、二人を原作者の井上 靖さんがつないでいます。

井上靖さん1907年5月6日生まれ  K133  赤い空歩く人  青い猿  音3です。役所さんとは「赤い空歩 く人」どうしであり、井上さんのガイドキンは希林さんの「赤い地球」となっています。 大物二人をつないだのは、文字通り歴史に残る作家だったのです。 希林さんは、メッセージ性のある大女優であり、役所さんは感性豊かな本物思考の大役者です。

二人の登場の報を聞くだけで、スケールの大きな傑作になりそうな気がしてきます。
4月20日から5月2日まで「白い風」の13日間です。「繊細な感性」「メッセージ」「霊性」などを意識して過ごしてみましょう。

さて K222  白い風  白い風  音1です。

「決断とは決めて断つことほかにありえた選択肢、可能性を捨てなくてはならない」

著名な教育者の言葉です。 「決めて断つ」ことを迷いなく、どれほどできかです。ある意味、捨てる覚悟あればこそ、決断はでき るものです。

すべてを捨てる覚悟があれば、鬼神も道を譲るのです。

<この10年を振り返ると>

まず役所広司さんの生年月日の公表が一時、別の生年月日になっていた時期がありましたが、また現在は元に戻っています。

樹木希林さんはご存知のように2018年9月に他界しています。相変わらず当時の希林さんも愉快でユニークな表現に溢れています。

樹木希林さんのような愉快で味わい深い女優さんが登場してほしいと感じる今日この頃です。

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