先日、全国紙のコラムを通じ、「6月12日」が「日記の日」であることを知りました。
これは、1942年、アンネ・フランクが13歳の誕生日に日記を始めたことにちなんだものです。
何年くらい前からでしょうか?
書店においても『ほぼ日手帳』をはじめとした数多くの方々が製作した「日記」が所狭しと並んでいます。
これはあきらかに時代の流れが「日記」を求め、そこに何らかの必要性や有効性が認められている証とも言えるでしょう。
私たち「シンクロニシティ研究会」においては「マヤの叡知・ツォルキン」を学び、そのプロセスの中で「自分らしさ(本当の自分・本来の役割)」の概要と可能性に気づく。
そのうえで「日々のエネルギー」を感じながら
「日記」を通じ、自分自身と向き合う。
これを推奨しています。
これは自分らしく、幸せを感じながら日々を生きるために、きわめて効果的な手法であり、心を病むこともなく、心がよりよく整うなど、顕著な効果が期待できます。
そもそも
「自分自身と向き合う」行為とは、1日を振り返り、「自分の気持ち」を確認することを意味しています。
自分の1日の「喜怒哀楽」に焦点を当てながら、そのときの心の動きに着目し、それを掘り下げていきます。
これを繰り返し、遂行していくと、自分が何を心から願い、望み、何が嬉しく、悔しく悲しいかなどが、徐々に明確になってくるのです。
このプロセスを通じ「本当の自分」に出逢い、それがきっかけとなり「本当の一人ひとり(みんな)」に出逢うことになります。
またとりわけ感動したこと、ありがたかったことなどを振り返り、日記を前にし、幾度も反すうしていただきたいのです。
これを日々積み重ねることで、心が満ちやすくなり、感謝の念がより深くなるでしょう。
ぜひこの「自分らしさ」を取り戻すプロセスを皆さまに体感していただき、ご自分の人生にさらなる磨きをかけていただきたいのです。
お陰さまで、私たちは2006年に「ダイアリー(日記)」の製作を始め、最初は1000部の印刷から始まりましたが、いまではその当時からすると30倍になっています。
また国内外で、各アドバイザーによる「ダイアリー講座」また日記の絶大な効果について解説した「Face up to講座」にも力を注いでいます。
共に「学びのひととき」をもつことができれば、無上の喜びです。
越川 宗亮