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2012年6月1日(K4)シンクロ通信アーカイブより
まずは原文のままお読みください。

“100歳”  での旅立ちです。 
 
〈「原爆の子」「裸の島」「午後の遺言状」など数々の名作を残した映画監督・脚本家で 文化勲章受章者の新藤兼人(しんどう・かねと、本名兼登=かねと)さんが29日午前9時24分、老衰のため東京都港区赤坂の自宅で100歳で死去した。 

独学でシナリオを学び、脚本家としてキャリアをスタートさせた新藤監督。1950年に 吉村公三郎監督らとともに松竹を退社し、独立プロの先駆けとなった「近代映画協会」を 設立。

翌年に「愛妻物語」で監督デビューし、49本のメガホン作を発表した。 とにかく映画の話となると少年のような顔になった。「お金を集めるのが大変でねえ。食えない時もしばしばあり、これで終わりかと思った時もありましたよ」と、独立プロゆえ の苦労話も悲そう感どころか面白おかしく語る人だった。

乙羽さんと94年に一緒に建てた墓が京都にある。そこには「天」という字が書かれてい る。生前、監督は「天という字は二人と書く」と照れくさそうに話していたが、そこに夫 婦水入らずで眠ることになる》

(スポーツニッポン 5月31日)

新藤兼人監督1912年4月22日生まれ  K124  黄色い種  白い鏡  音7。乙羽信子さん 1924年10月1日生まれ  K246  白い世界の橋渡し 青い鷲  音12です。二人は「黄色い種」と「青い鷲」の類似キンの関係です。仕事に対する厳しさは通じるも のがあったはずです。

K1  赤い龍  赤い龍  音1の日にお墓に彫られていたように、文字通り「天」に召されたとい った感じです。ご冥福を心よりお祈りいたします。

さてK4  黄色い種  赤い龍  音4です。 

「強いからヒーローなんじゃない。喜ばせるからヒーローなんだ」

アンパンマンの作者、やなせたかしさん(K4)の言葉です。93歳の言葉は心に染み入る感覚です。

この言葉をかみしめながら、真のヒーローを目指してみてはいかがでしょう。

〈この10年を振り返って〉

全文を読み返してみると、この当時は「やなせたかしさん」はご存命だったのですね。この金言ともいえる「強いからヒーローなんじゃない。喜ばせるからヒーローなんだ」は時代が進むほど、身に染みて感じるようになってきているようにも感じます。

10年経ち、数々の変化はありますが、その時以上に輝きを放つ「言葉」がある。それを痛感させてくれる一例かもしれません。

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