2022/6/29
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2012年6月29日(K32)シンクロ通信アーカイブより
まずは、原文をお読み下さい。

反省の念がわいてくる冒頭の詩です。
〈 《一つの言葉で喧嘩(けんか)して/一つの言葉で仲直り/一つの言葉で頭がさがり/一つの言葉で笑いあい/一つの言葉で泣かされる》。東京・柴又の「寅(とら)さん記念館」にある「言葉は心」という詩だ 

映画評論家の故淀川長治さんがお坊さんから教わり、いつも口ずさんでいるのを映画監督 の山田洋次さんが聞き、映画「男はつらいよ」の撮影現場に飾ったという 

何げない言葉に人は喜び、傷つく。重ねるほど色あせて、心に届かなくなる言葉もある〉

(毎日新聞 6月27日  “余録”  より抜粋)

淀川長治(よどがわながはる)さん1909年4月10日生まれ  K57  赤い地球   赤い空 歩く人   音5。山田洋次監督1931年9月13日生まれ  K183  青い夜  青い夜  音1です 。 

山田監督は「音1」のため「鏡の向こう(もうひとりの自分)」までみます。「鏡の向 こう」は、K78  白い鏡   白い世界の橋渡し  音13です。 ここまでみると、二人は「赤い空歩く人」と「白い世界の橋渡し」の類似キンの関係にな ります。それゆえ影響を受けたのでしょう。 

淀川さんは、「赤い地球」のため  “リズム”  に共鳴します。“リズム”に乗ると人々の心に感動を届けるようになります。「さよなら さよなら さよなら」も一つのリズムといえるでしょう。 山田監督は映像を通じ、国民に夢とロマンを覚えさせてくれました。 

この二人が噛みしめていた “詩” を私たちも噛みしめ、深く味わってはいかがでしょう。

さてK32  黄色い人  青い手  音6です。 

「ダイヤモンドの原石たちよ!自分の石は自分で磨け! コーチは磨き方は教えてくれるが磨くのは自分たちだということを知っておいてほしい」

K32の元プロ野球選手、工藤公康さんの言葉です。日々、磨きをかける精神で何事も精進したいものです。

磨くことで輝きを増し、その光で一隅を照らし、世の光となることをイメージしながら、
また磨くのです。

〈この10年を振り返って〉

山田洋次監督は、今年9月の誕生日で91歳になります。最近は「寅さん」の話題もめっきり減ってきたようにも感じます。ましてや淀川長治さんの存在や最後名セリフ「さよなら さよなら さよなら」は知らない人もかなり増えているでしょう。

10年は、矢の如くはやく過ぎ去りますが、ひと昔であり、かなり前であることも痛感します。

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