マヤ暦に出合う前の私~ちゃんとしたお母さんにならなければ~
―マヤ暦を知る前の大坊さんについて教えてください
私は実家が自営業をしてまして、兄弟構成は姉がいて弟がいる次女なんですけど、客商売の自営業だったのでそういうところに出ることがちっちゃい頃から好きだったんですね。
で、姉弟の中でも真ん中なので人の目を気にするんだけれども、明るくみんなを盛り上げようみたいな、ちっちゃい頃から気を遣う子だったようなんです。
次女という自分の立場から見るとお姉ちゃんはかわいがられている、弟も何か可愛がられているって、自分が愛情が薄いように勝手に思ってきちゃった幼少期があった気がするんですよね。
なので、自分が頑張って褒められたいとかそういうのがあったのかな。
しかも、二つ上の姉がしっかりしているので、どうしても親戚に会うとお姉ちゃんの方が順番的にも年齢的にも褒められてるのが悔しかったりというのがありました。
そして、お仕事では、人と関わることが大好きで選びました。
その後、結婚してからは仕事を辞め、専業主婦として、子育てに専念していました。
その頃は、一生懸命頑張るお母さん、頑張るいい奥さんというか、ちゃんとした人に見られよう、みたいな人だったように思います。
それから、いろいろなことがあって、マヤ暦に出合って、現在は外にでるようになりました。
―どういうことをちゃんとしなくちゃという風に思っていましたか
例えば、母親になってからですかね。
それまでは結構自由人だったんですけど、母親になってからはちゃんと子供を育てなければとか、お母さんが夜あんまり遅い時間に帰ってきちゃいけないんだよなとか思っていた気もするし。
あとは、三食ちゃんと作ってあげなくちゃとか。
それを、自然にやりたくなっていることもあれば、どこかで「ここはこうしなきゃいけないから、もうちょっとちゃんとやんなきゃ」とかそういう無意識が働いてた気がします。
当時はそういうつもりなく、それが当たり前と思って動いてる自分だったんですけど。
マヤ暦を知ったきっかけ~高校生になった娘の感情と行動が爆発!~
-大坊さんがマヤ暦を知ったきっかけを教えてください
最初は7年ぐらい前にママ友さんがシンクロニシティ研究会のアドバイザーさんになったってことで「見てあげるよ」って言われ、セッションを受けました。
マヤ暦という言葉も初めてだったし、占い感覚で、その時は「ふーん。当たってるね」みたいな感じで終わってしまったんです。
その2年後ぐらいに、子育てでそれまでにない悩みが浮上して、そこでマヤ暦を思い出してその時のアドバイザーさんにもう1回ちゃんと見てほしいっていうことで家族も見てもらい、そこからですね。
もうマヤ暦にはまってしまったというか、マヤ暦を頼りにするようになって、まず自分のために学びたいと思ってすぐ学び始めました。
―それまでにない子育ての悩みというのはどんなことがあったのですか
長女は希望の高校に入れたのに2、3か月もしたら学校との相性というか、急に学校が嫌になってしまって、不登校になりかけたんです。
お友達もいたんですけど、本人自身、原因が分からないって言っていました。
家では本人の感情と行動が爆発しちゃって、私たち親の方が次の日が来るのが嫌になってしまいました。
「これからどうなってしまうんだろう」
「高校も辞めることになってしまうのかな」
って。
結局高校は辞めずに済みましたが、その時にマヤ暦がすごい助けになりました。
―2回目のマヤ暦セッションでは家族のどんなことをみてもらったんですか
子どもの特性や年回りなどもみてもらいました。
長女に関しては、繊細な子っていうのは感じてたんですけど、紋章で文字化されたり、キーワードで言われた時に、長女の特性を大事にしてあげられていなかったという気づきはありました。
親としては毎日一緒に過ごしてるから全部わかっているようで、わかってあげられていなかったなと。
子どもの話とかは聞いてあげるし、いろいろ話せる関係ではあったと思うんですけれど、人を見て緩めるところは緩めて締めるところは締めてってしてあげれればよかったのに、世間一般的な目線で色々育児とか勉強に対してとか言ってしまったのが、長女には多分苦しかったんだろうなと思いました。
そういうところを知れて、これからは遅いかもしれないけど、長女の気持ちを汲み取って接してあげていって少しずつ本人が変わっていってくれたらいいなと感じました。
さらに長女の年回りについては、この1年は前にも後ろにも進めないけど、次の誕生日からの1年はもう光が差してくるから大丈夫、みたいに励まされたんですね。
それが心のよりどころになりました。
-自分自身についてはどうでしたか
自分を整えようってすごく思いました。
今まではお母さんを頑張りすぎていたけれど、できないこともあっていいし、まず自分の好きなことにも時間を作ろうって思いました。
私が子どもに目とか手をかけすぎていて、子どもはうっとおしさや窮屈さを感じてたのかもしれません。
そして、マヤ暦で、自分のことをいろいろ知って、自分がやりたいことをやってた方が家族も喜ぶかもなって直感で思いマヤ暦が今学びたくなっちゃったから、マヤ暦を勉強しようと。
まだ子どもは変わってないけど、私がやりたいことを過ごしてみようと思ったら、子どももそこから変わり始めたんですよね。
私が何か楽しそうにしてるのが良かったのかもしれません。
マヤ暦を学び始めてから~自分を大事にしていけば全ては準備されていく~
―お母さんが楽しそうにしていたら、子どももうれしいですよね。ちなみに、マヤ暦のセッションを受けてからすぐマヤ暦のアドバイザーになろうとおもったんですか
セッションで
「自分が好きなことをやろう」
「マヤ暦って面白い」
の両方があったから、その場でアドバイザーの方にスタートアップベーシック講座を申し込んでいました。
そこからぽんぽんぽんってスタートアップベーシック講座の4回をすぐに受講して、1年後にはアドバイザーの試験を受けて、アドバイザーになっていました。
学び始めた時は、自分と家族が見れればいいやと思っていたんですけど、日を追うごとに、
「マヤ暦は、たくさんの人に元気になってもらえるからお伝えしたい」
って気持ちが高まって、アドバイザー資格を取ることにしました。
―最初は家族のためだったのが、どうして変化したのでしょうか
そうですね。
私は昔から人のお世話がすごい好きというか、無意識にやりたくなっちゃうタイプだったんですけど、マヤ暦で見ていただいても、私は世のため人のために動くことがいいっていう、生まれ持った紋章の特性がそういうものだったので、だったらこの私にきっかけをくれたマヤ暦をツールに人のためにお役に立ちたいって思いました。
―マヤ暦を学んでの感想を教えてください
マヤ暦の学びがどんどん深まっていくことが面白かった。
紋章の意味だけにとどまらず、そこから広がっていく、自分の人生を振り返る年表まで作れるっていうのがすごい魅力で、またそこで気付きとか、
「これで良かったんだ」
とか自分の自信になったりとか、いろんな思いが芽生えたりする時間もいただき、人としての生き方をすごい学べると思いました。
そして、みんな違ってみんないいんだなっていうのを改めて思えたので、自分が生きやすくなった感じがします。
自分に気持ちを向けて、自分を大事にしながら過ごしていけば、もう全ては準備されているんだっていうことを知れたのは本当に講座を受けたからこそだと思います。
同じ親から生まれた兄弟でも違う特性を持っていますし、違って当たり前って思えました。
そしてみんないいところが必ずあります。
ダメなところを探せば、どんな人だって、できないことや苦手なことがあるのだから、その人の特性を知って、それを活かしてあげたり、自分の特性も活かすように過ごしていくことで、いろんないい循環が生まれるなとも感じました。
―みんな違って当たり前と思えると、どうなりますか
人の目は気にしなくていいということが、自分のベースになってきました。
自分にできないことはあるけど、私にもできることはあるっていうのがすごいわかってきたので、それを活かせればいいなって思えて、あまり人の目を気にしなくなりました。
そうすると自分の心がオープンになりましたね。
―いいですね。オープンになると何が良かったですか
オープンになると、変わる前の私が出会えなかった人に出会い始めています。
そして、自分がやりたいこととか、自分に必要なやるべきことがやってきてくれたり、いろんなことが必要なものとして、準備され出してるのを感じています。
―今まではどんな時に人の目を気にしてましたか
子どもがちょっとグズグズし過ぎちゃったら、周りの人に「うるさい」「お母さんがちゃんと黙らせてよ」と思われちゃうかもとか、そういう些細な日常が多かったです。
今なら、最低限、人に迷惑がかからないような対応はするでしょうけれども、子どもの立場にも立ちながら対応できるお母さんになれるんじゃないかなと思います。
―いいですね。大坊さんが変わったことで家族との関係に変化はありましたか
マヤ暦のテキストを広げていると、子ども達が喜んでくれたんですよ。
「好きなことが見つかってよかったね」
みたいな感じで。
長女は小さい時によく私に
「働くお母さんがいい」
と言ってたんですよね。
家にいてくれるのはうれしいけれど、お友達のお母さんたちは働いている人が多いから「憧れ」ていたみたいなんですよね。
そして、高校生になった時は
「どんどんお母さんの好きなことをしていいし、その方がいい」
と言われた時に、ずっと早くからそうしてきてあげていれば、もっと上手な子育て、じゃないな。
上手な子育てって多分ないんですよね。ただただお母さんが元気で好きなことやってたりするのはもう子ども達には本当にいい栄養になるなって感じました。
そして私の家族への接し方も変わってきていて、今までは何かあった時に、どの家族との間も私が取りまとめなきゃと思っていたのです。
でもマヤ暦で見てみると、私は比較的家族と関係性がないので見守る体制がいいとわかったんですね。
家族だから何かあったらサポートも応援もするのだけれども、自分が間に入って取りまとめなくていいということがわかって、いい距離感を取れるようになりました。
例えば、主人と娘は関係性があるので、二人でとことんやり合ったほうが二人なりの気付きがあるっていうのもわかったんです。
でも、最初は
「嘘でしょ。そんなことありえない」
と思ったんですけど、1回その流れで見守ってたら、本当にそのような形になったんで、私は今まで無駄な動きをしてしまって、自分で自分の取り越し苦労だったみたいなことも体験できたので、だいぶ気持ちが楽になりました。
家族それぞれの特性も知れたんで、今までよりもイライラもしなくなりました。
マヤ暦をおすすめしたい人~子育てを頑張ってきたお母さんたちに~
―どんな方がマヤ暦を知るといいなと思われますか
どんな方にもって思うんですけど、やっぱり私みたいに、
子育てとか家族のことを一生懸命頑張っているお母さん、
好きなこともすぐに出てこない、好きなことないです、みたいに言っちゃうような、頑張っているお母さん
にマヤ暦をお伝えしたいなと思います。
あと、何をやっていいのか分からない人、とか、毎日が面白くないんだよね、みたいに思っている、子育てが終わっちゃった女性とかにぜひマヤ暦を知っていただいたり、あと学んでいただきたいと思っています。
―その方たちがマヤ暦を知るとどんな良いことがあると思いますか
自分の知らなかった自分を知れて良かった、すっきりしたという方もいるかもしれないですけど、それによって、やりたかったことを思い出せたり、また、自分に気持ちを向けてあげた日から流れが変わると思うんです。
私がそうだったので。何かいいことが起こったぞっていう、ちっちゃいことが何か続いたりして流れが変わりだすので、それをぜひ感じてほしいなって思います。
―なるほど。いいですね。マヤ暦を全く知らない方に一番知ってほしい事って何ですか
マヤ暦でまず自分を知るってことですね。
なんとなくわかってるつもりでも、マヤ暦はキーワードや文章で視覚化できますし、本当に自分ではそうだなっていう部分もあったり、まだ気づいてない部分もマヤ暦では知ることができます。
知った時には「ちがうかな」と思ったとしても、聞いたことは細胞が覚えてて何かちょっとずつ動き始めて、その後の流れも変わっていくと思うので、まずは自分を知るっていうのをマヤ暦でやっていただきたいと思います。
―自分のことが自分で分からないっていう方が意外と多いですよね。なぜ自分のことが分からなくなるのだと思いますか
自分を後回しにしちゃったりするからですかね。
本当の気持ちに蓋をして日々頑張りすぎちゃったり、人のことを気にしてそっちを優先しちゃったり。
そうすると、自分のことって忘れちゃったり、分かんなくなっちゃうんですよね。
で、何が好き?って言われた時すぐに出てこないみたいな。
そういう風になってしまっても、自分の声に耳を傾けること、短くてもいいから自分だけのご褒美タイムを取るとか、自分に意識を向けてあげる時間を増やしていけるといいなと思います。
―自分を知るきっかけというのは何がおススメですか
アドバイザーの方にセッションを受けていただくのがいいですかね。
いきなり、学びましょう、じゃハードルがちょっと。私の場合は最初にセッションだったので、そういう流れを踏めたのでそれがいいように思います。
みなさんへのメッセージ
マヤ暦では、自分の生まれ持った役割とか使命が分かるので、それを知るだけでも自分の強みでお守りになると思うんで、そこはお伝えしたいですね。
私自身も自分の特性を知って、それを一生懸命楽しみながら磨いたり、皆さんに向けて発信したりしているところなので、自分自身をマヤ暦で見つけていただいて今後の人生をよりキラキラ楽しいものにしていただきたいと思うので、これからもマヤ暦を必要な方にお届けしていきたいと思っています。